【暗狐の幻想郷ぶらり一人旅 〜ドドドドド〜】
竹やぶから出て、少し休憩をとりつつ、平坦な道をのんびりと歩いていました。
のどか。まさに完全に現代人が忘れかけているものが、ここにはあります。
美しい自然、豊かな風景、おいしい水、道端のお地蔵様……
なんか多くね?
お地蔵様って、要するにお釈迦様のお弟子さんなわけで、
ここは修業の場みたいなものなのでしょうか……
しかし、ここはまさに例えるならば、効果音はドドドドド。
まぁそれだけ安全を祈ってくれているのだと信じて、更に進むと……
なんか不気味じゃね?
苔むす程ということは、昔からここにあったということでしょうね……
しかしさっきから量が大杉wwww
おいおい、そんなに並んでもらっても何もできないぜ?
と思いながら更に進むと……
なんかヤバくね!?
明らかに何か異質な雰囲気を感じます;
どうにもおかしい……何か変だ。
そう思って、出掛けに軽くメモっておいた幻想郷の地図(手書き)を見てみると……
危険度極高:無縁塚の文字が……( ̄□ ̄;)
確かゲーム中では、彼岸花が咲き誇っていた場所です……
きっとこの先に行くと、そういう場所があるのでしょう。
そして、そこに小町がいる、と。
暗狐は思いました。
もし季節に関係なく彼岸花が咲き誇っていて、かつそこに小町がいた場合、
下手すると殺されるか、生きたまま黄泉送りにされるでしょう。
逆に考えると、ゲームでは彼女には一応勝ちました(Nomal)。
かつ僕の持っているスペルカード、速符「拍手返事(レスポンス オブ ウェブクラップ)」があれば、
彼女とお友達になれるかもしれません。
しかも彼女はそこまで好戦的なタイプではなく、むしろサボり魔。
案外気が合うかも知れない……
そこまで考えて、僕は立ち止まって煙草に火をつけました。
そして周りを見渡してみます。
ごめん、無理(T□T;)
チキン暗狐さんは、一目散にその場を離れましたとさ。
だって怖いもんは怖いんですよwwwwwwwwww
しかも明日から入社ってときに、そんなバッドエンドは断固拒否ですwwwwwww
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