【暗狐の幻想郷ぶらり一人旅 〜暗狐死す〜】





あれ!?

竹やぶから出てから、記憶をたどりながら進んだはずが、
何故かこんなところにwwwww

というかどう考えても、幻想郷でこんな階段といったら……

白玉楼の大階段( ̄□ ̄;)


メイド長と妖夢が一騎打ちを繰り広げた、あの伝説の場所です……

どうやら僕の記憶は相当曖昧なものらしいですねww
どうやったら雲の上まで行くのでしょうかwwwwwww
そしていつ結界を潜り抜けたのでしょうかwww
謎ですwwwww


まぁ細かいことは考えない方向で、とりあえずここは冥界組の住む白玉楼。



……ってことはもしかして、僕死んでます!?

イヤだwwwwまだ死にたくないwwwww


……いやまぁ別に何か肉体的に損傷したわけじゃないので、
死にはしてないでしょうね。多分wwww

というかこの階段の先に、幽々子様と妖夢タンが仲良く暮らしてるわけですねww
これはちょっと見に行く価値がありそうですよww
しかも妖夢なら、話もわかってくれるでしょうしwwwww


というわけで、とりあえず日暮れが近いので全☆速☆力☆で駆け上がる☆ZE



うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお






数秒後






ゲホッゲホッ……ゼェハァ……これキツイ……何段あるの……
流石、あのステージ中ずっと背景だっただけのことはある……



っていうか、






なんか向こうに浮いてるんですが


いやな予感がします……
おトイレにいけなくなる要因No1があそこに居そうな気がします……
体力も限界を軽く超えてますし……


でもだからって、ここまで来て引き返すのも、ネットの皆様に申し訳ない。
ということで、再度……


うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおゲホッゲホッおおおおおおおおお






ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ



妖夢:「あなた、人間ですね」

暗狐:「でたああああああああああああおばけええええええ」

妖夢:「ちょ、ちょっと!そりゃ私は半分幻ですけど!」

暗狐:「って、よく見たら妖夢さんじゃないですか」

妖夢:「落ち着くの早っ!?というかあなた誰ですか」

暗狐:「藍様のだんなです」

妖夢:「藍様……ああ、あの式のことですか。旦那さんいたんですね」

暗狐:「はい。そう思っておけば限りなく正解に近いかと」

妖夢:「で、その旦那さんがこんなところへ何用ですか。理由によっては斬りますよ」

暗狐:「ああああ、お、落ち着いて!大丈夫です」

妖夢:「?」



運良く妖夢タンに出くわせたので、ここまでの経緯を説明。
なんとか助けてもらえるようです。


妖夢:「とりあえず立ち話もなんですし、どうぞこちらへ」

暗狐:「はい」


ということでまた階段を上がる僕。
くじけそうですが、妖夢タンがスイスイ登っていくもんだから、
流石に男としてのプライドとかそういうものが作用して、なんとか頂上へ。

暗狐:「これが白玉楼ですか……写真とかとってもいいですか?」

妖夢:「それはちょっと……」



ダメらしいです。
皆さんごめんなさいm(_ _)m




暗狐:「そういえば来る時の階段のあたりの植物、なんか毒々しい色してたんですが……」

妖夢:「ああ……あれは幽々子様が木にピンク色の何かを射して桜にしようとした結果です」

暗狐:「何か……ですか」

妖夢:「はい。八意印の何かです」




えーりんジュースktkr



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