理科の先生2:遠心力(6月18日)

暗狐がバイト先で、
『遠心力という力は存在しないんですよ』
と聞いたので、またあのお方に説明をお願いしましたwwwww
以下そのコピペですww



動いてるものには慣性というものがありまして。
平たく言えば「勢い」みたいなもんだと思ってください。
例えば、自分が乗っている車が曲がる時。
あくまで曲がっていくような力を受けているのは車だけであって、
乗っている人は曲がろうとする力を直接受けていないため、
自分の体は慣性で直進しようとします。
この状況は、車の外から見てる人には車だけが曲がっていくように見えます。
これは中の人に特に変な力とかかかってないですね。
曲がるような力を受けたのは車だけなのですから。
ですが、中に乗ってる人基準で考えると、
車の中の位置で自分の位置を認識するため、
車だけが曲がって自分が曲がらないこの状況では、
あたかも自分が何か不思議な力で
外側に移動していくような感覚を受けることになります。
実際は勢いでそうなってるだけであって、
外から見た人の見た目どおり、力なんて何も働いてないんですがね。
車が急ブレーキをかけたときに体が前に飛び出るのと同じような原理ですね。
この場合もシートが背中を押したわけじゃないですし、力は何も働いてません。
車だけが止まって、人が慣性で前に飛び出しただけ。
これと類推するとわかりやすいんじゃないでしょうか。
これが、「遠心力という力は存在しない」ということの説明に・・・なってるかな?
ちなみに。
実在しないのになぜ物理で遠心力なんて考えるかというと、
基準がふらふら動く(=「まっすぐ」がよくわかんなくなる)場合の物理は
普通に考えると一見単純な問題でもすごくやっかいなことになるのですが、
遠心力という「基準が変な動き方をしたときにモノを外に動かそうとする架空の力」
を考えることで、基準がふらふら動く物理を考えやすくなるからなのです。




はい、ありがとうございました〜ww
皆さん分かりましたか?
要するに結論として、

「遠心力なんて力は存在しない。そういう名前があるのは考えやすくするため」

ということですねwwwww
明日から皆さんもお友達に教えてあげましょうwwww




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